セーフティー組手 公式ルール概要
【セーフティー組手とは】
「受け手の先生に練習で培ったパンチや蹴りを使い、全力で組手攻撃をする」新しいスポーツです。先生は反撃せず、打たれることに専念するため、攻撃する側は安心して技を繰り出すことができます。
「痛くない空手」として、老若男女を問わず幅広い世代に楽しんでいただける内容です。
【セーフティー組手 創設の目的】
- 対象者は小学生、女性、高齢者。安心して取り組める空手の練習
- 「辛い・痛い・厳しい」という従来の空手のイメージを刷新
- 健康維持、ストレス発散、美容、ダイエットにも効果的!
- 攻撃することで習得内容を実践出来る
- 健康寿命延伸を目指す
【試合参加選手】
- 幼年:年少、年中、年長
- 小学生:全学年(男女別)
- 中学生男子:※黒帯以外の色帯
- 中学生女子:※黒帯を含むすべての色帯
- 女性:全年齢(高校生以上)
- 高齢者男性:60歳以上
【セーフティー組手 基本ルール】
■ 総則
- 主審の「始め」で開始、「止め」で終了
- アクシデント時は主審判断で中断可能
- 「タイム」コールによる一時停止と再開あり
■ 試合時間・延長
- 2人の受け手の先生にそれぞれ45秒ずつ攻撃(合計1分30秒)
- 延長戦はなし、本戦で勝敗が決定
■ 勝敗の決定方法
- 審判5名による判定
- 技の精度を評価
- 突きと蹴りの威力を評価
【勝敗判定基準(100点満点)】
■ 技の精度:60点
- 上段への蹴り技の多さ … 20点
- スムーズな組手の動き … 20点
- 技の多彩さ … 20点
■ 突きと蹴りの威力:40点
- 「突きと蹴りの威力が強い方」に旗が上がる
【試合ルール】
- 有効攻撃:
下段・中段・上段への蹴り、ボディーへの突き - 反則行為:
顔面への突き、急所攻撃、掴み - 防具の着用:
手と足のプロテクターの着用は必須
【セーフティー組手 階級一覧】
□ 幼年の部
- 年少
- 年中
- 年長
□ 小学生の部(男女別)
- 小学1年生
- 小学2年生
- 小学3年生
- 小学4年生
- 小学5年生
- 小学6年生
□ 中学生の部(男女別)
- 中学1年生
- 中学2年生
- 中学3年生
□ 女性の部
- 高校生以上~19歳
- 20歳~29歳
- 30歳~39歳
- 40歳~49歳
- 50歳~59歳
- 60歳~64歳
- 65歳~69歳
- 70歳~74歳
- 75歳~79歳
- 80歳以上
□ 男子高齢者の部
- 60歳~64歳
- 65歳~69歳
- 70歳~74歳
- 75歳~79歳
- 80歳以上
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