館長代行の清水勇登です。今回はボディー打ちの練習についてお話したいと思います。
フルコンタクト空手の組手の練習で、ボディー打ちをすることが多々あると思います。フルコンタクト空手ではとにかく打たれ強さを身につけることが大切だからです。ボディー打ちはそのための最も基本的な対人練習といってもよいでしょう。
しかし、「あること」を意識するだけでさらに空手の技術が向上します。
ボディー打ちは誰の為にするのかということを一度考えて見て下さい。幾人かの人は相手の打たれ強さ向上のための練習だと考えると思います。これは半分合っています。では残り半分は？
ボディー打ちは打たれる側だけの練習ではなく、打つ側の練習でもあるということを覚えておくとよいでしょう。ただ闇雲にボディーを打つのではなく、「どういう角度で」、「どこにピンポイントで」打ち込むのかをしっかり意識しながら相手のボディーを打つのです。そうすることで、約束組手でも、試合でも常日頃意識しているパンチが打てるようになります。
ボディー打ちは相手の為の練習という考えが一般的ですが、実はパンチをピンポイントで打ちたい箇所に打つことができる練習をする最高の対人練習でもあるのです。
闘真会館のこのブログを読んで下さった皆さんは是非これからのボディー打ちの練習の際には、打つ側にとってもピンポイントで打ちたい箇所に打つことができる最高の練習のチャンスだと考えて一本一本意識して打つようにすると良いと思います。
皆さん、今後のフルコンタクト空手の練習、頑張って下さい！押忍！
闘真会館のインスタグラムにもボディー打ちの練習に関してアップしておきましたので、そちらも是非ご覧ください！
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